剣道は
1 痛かったら間違い
2 疲れたら間違い
3 心地良くなかったら間違い
これは私の剣道観の根っことなるものです。
今回は3について説明します。
3 心地良くなかったら間違い
心地良く剣道ができれば幸せですよね笑
気分が良ければ自然と剣道も良い方向へむかっていきます。
私の剣道における正否の判断基準はこの心地が良いか、気分がいいか、です。
これは部分にとらわれず、全体を俯瞰することになるからです。
例えば地稽古のとき、よく「気持ちで負けない」や「左足を意識する」など
注意点を頭に入れて行う方が多いと思います。
しかし、これでは気持ちや左足に意識がとらわれて、相手の状態や雰囲気など全体的な把握ができません。
まさに木を見て森を見ず状態となります。
そうなると自分の想定外な事態が起こった際に対応ができないのです。
これは大きなマイナスです。
つまり全体を把握する、俯瞰力が大切になってくるのです。
俯瞰力こそ正しさです。
俯瞰力をつける一番の方法が心地良く剣道をする、ということ。
心地良ければ楽しい
楽しければいい判断ができる
たとえその判断が誤っていたとしても修正するのは容易だと思います。
逆に心地悪い、なにかおかしい、と感じたことはやらないということです。
快・不快の判断は他人ではなく自分です。
他人の評価に左右されるのではなく、自分が心地良いと思える剣道を目指していきたいものです。